楽せず楽しむ

仕事、生活、生き方、考え方、広い意味での自立を目指して頑張ります。

お酒好きが お酒を断って90日経過(『酒は百薬の長』は前提条件が厳しい)

毎日飲酒
多い時は一人でワインや焼酎をボトルで2本開けるくらいお酒大好き人間です。

 

断酒・禁酒をしてみようと思ったきっかけは
『健康診断で肝臓の値が悪かった』とか
『お酒が与える健康への影響』とか『依存性』とか
ありきたりなことも、あるにはあるんだけど

一番は興味 だった。

「毎日お酒を飲んでいる自分が、急に飲まなくなったらどれくらい変化が出るんだろう」

これが一番のきっかけであり、トリガーとなりました。
そこで、「健康になるために体からお酒を抜く期間90日」「アルコール依存症の人がお酒を断つために挑戦する期間90日」を参考に 試しに90日お酒を飲まない様にしてみました。

 

まず、健康診断の結果が良くなるはずだし、痩せるはず、

そして、肌質が良くなる、睡眠の質が良くなる(よく眠れる・すっきり目覚める)、免疫力があがる。
なんてことを聞きます。

これらがほんとなのか、効果が出るとしてどれくらい変わるのかに興味がありました。
(あと、自分は中毒になっているのか(飲まなくなると辛いのか/禁断症状が出るのか)も気になった)

 

現状の結論としては『…んまぁ、効果は出たけど 全部じゃないし大したことない』といった感じ。

それぞれ見ていくと

・健康診断の結果
 → まだ健康診断受けてない(12月予定)のでまた投稿します

・痩せる
 → 3キロほど落ちたが、一緒に始めた食事の見直しの効果が大きいと思う。
  1キロ弱は断酒の効果としてみてあげてもいいが、誤差の範囲では?といった感じ

・肌質が良くなる
 → 変化なし

・睡眠の質が上がる
 → 変化なし

・免疫力が上がる
 → 計測のしようがないが、とりあえず3か月一度も体調は崩していない
  (お酒断つ前から1年以上崩していないけど)

・中毒症状
 → 断って5日前後の頃 今までに経験ない緩い頭痛が長ーくある時期があった
  これが断酒による症状なのか確定はできないけど
  生活に支障があるレベルじゃないし、頭痛いからってお酒飲みたくなるわけでもないので 然して気にしなかった

 

じゃあ、意味がなかったかというとそんなことはなく

一番実感を感じているのは『お金』

お酒に掛けるお金は どう考えても浪費(無駄遣い)だと思う。
飲みの場での交流や人間関係 の重要性を考えれば無駄ではない、という意見もあるとは思うけど
それが理由ならさほど量を飲む必要はない。嗜む程度でいい

ましてや、一人でワインや焼酎を2本開けるなど
お金を捨て、身体に毒素をためているようなもの。二日酔いで翌日無駄にしたりもするしね

結局、お酒を飲む理由って『付き合い』『ストレス』『眠れない』色々聞くけど
言い訳でしかないんだなって思った。

金額にして考えると
一日 300円~2,000円 出費していたので
月 9,000円~6万円、年10万8,000円~72万円 の出費があったことになる。
外で飲んだり、正月などのイベントで量や質を上げて飲んでいたことを考えると
もしかしたら 年に100万円ぐらいお酒に使っていた年もあるかもしれない。。

そしてもう一つ感じている効果が『時間の有効活用』

仕事が終わるとお酒、休みの日は朝から飲むこともあり
仕事など お酒を飲んでいたらマズい場面以外はとりあえず飲酒 といった生活をしていた

これがなくなることにより、冷静な判断ができるようになり
頭を使う作業ややらなきゃいけないことを後回しにすることがほとんどなくなった。

お酒を断つ前は、
頭を使う作業もやらなきゃいけないことも飲酒してやってたこともあったし
それで差し支えないと感じていたけど

比較すると 集中力や効率の面でその成果は大きな差があった。
やはり 酔う という症状が脳に与える影響は大きいんだと思う。

 

といった感じで、
個人的体感としては

『お酒を断って効果は感じているけど 世間で言われているほどじゃなかった。でもやってよかった』

です。

 

ちなみに、タイトルにも書いた『酒は百薬の長』
これは、嘘だって情報があるみたいだけど それを決めるのはまだ早計だと思う。

この言葉は、お酒を売りたい人が考えた言葉だから嘘だと言われているみたいだけど
語源がどうあれ、お酒が健康に与えるプラスの影響は0ではないことがいろんな研究で結果が出ている。

ただ、それには明確な「量が適正であること」という前提条件があり
その適正量は日本酒なら一合(180ml)以下、ビールなら500ml以下という 酒飲みにとっては全然物足りない(それしか飲んじゃダメならいっそ飲まない方がいい)量である。
『以下』というのが重要なようで、
「ちょっとくらいなら超えてもいいだろう」は完全なアウトになります(お酒が薬ではなく毒になる)

また、お酒を飲まない生活が完全にアルコールを摂取していないか と言ったら必ずしもそんなことは無いです。
料理酒やみりん、風味・香り付けのワイン を使った料理が完全にアルコール0になるまで加熱している保証はありません。

ケーキやチョコレートにアルコールが含まれている場合もありますし、ゼリーやアイスクリームも意外とアルコールを使っている商品があるそうです。

意図せず摂取しているアルコールが、適正量を超えている場合もあるのではないでしょうか。。

 

僕は目標の90日経ったからといって「飲むぞ!」とも思っていないですし
コロナの影響もあって飲酒機会が減っているので
もう少し飲まない期間を延ばしてみようと思っています。

一人では飲むことはやめて、何か飲んだ方がいいと思う場面に遭遇したら嗜もうかな
といった感じ。

 

健康診断の結果、さらに飲まない期間が延びて感じた変化、飲酒再開したらどうなったか
はまた改めて記事にしようと思います。